春はあけぼの

いつの間にか仕事をはじめて4年目になった。
3年前、福岡に配属になった頃の日記を見ると、
とても見れたもんじゃないってくらい弱音ばかりであった。
あれだけの弱音を、包み隠さず毎日のように書いていた自分に驚いた。
最近は日記をあんまり書かなくなっていたが、
少し更新頻度を上げて書こうかなぁと思った。
また3年後とかに見返した時に、変化を感じることができるかもしれないから。

いつの間にかアクセス数が41，000くらいになっていてびっくりした。誰が見てるんだろう＠＠
ほとんどの方はカラオケで盛り上がる曲を探しに来て、それについて書いてないのでがっかりして帰ってると思いますが。。

この3年で成長したか、といえばそれはもう成長したと自分でも感じる。
だが、新鮮な気持ちは忘れ、驕り高ぶっていることもよくある。
周りをいつも冷めた目で見ている。
「他人を見下す若者たち」という本を前読んだが、
そこまではいかないにしろ、
「俺は俺のやり方でうまくいっている」という気持ちがどうしてもぬぐい去れない。
そんなもの、他人の猿まねであり、それは自分の持って生まれた良い部分もあると思っているが、逆に自分のやり方に固執し、自分のルールの中で何でもやるようになってしまった。

それを許してもらえるようになったことは、
ある程度認められたと見ることもできるが、
それが間違っていた時、恥を感じることが、今の自分を最も成長させることであると感じる。
最近、成功続きというか、自分の判断がうまくいきすぎている。
そろそろ大きな失敗をしそうな気がしたので、
ここらへんで一度振り返ってみようと思った。

今の仕事をやっている中で、
自分の良い点・悪い点を省みてみよう。
それは持って生まれたものもあれば、仕事をしていく中でお客さんだったり先輩だったりに
教えていただき、身に付いたものもある。

良い点
・計算が早い
・考え、物事の流れを図に表せる
・お客さんに対して常に誠実である
・お客さんを喜ばせたいと思っている
・人に嫌われることがあまりない
・字が上手
・知的好奇心が旺盛である
・すぐ資料が作れる
・反応が早い、代替案を出すのが得意

悪い点
・人に指示を出すのがものすごく下手
・何でも自分で抱え込んでしまう、自分でやろうとしてしまう
・忠告を素直に聞けない
・短気
・すぐテンぱる上、その時取る判断は大体よくない
・苦手な人はとことん苦手で、つい避けよう、逃げようとしてしまう
・押しが弱い
・何でも書かないと考えられない、話せない
・チームワークが苦手
・仕事を離れても仕事の事を考えてしまう
・長期的なビジョンが描けない

特に悪い点については、書き始めるとキリがないようだ。
とにかく個人プレーは得意でも、チームプレーというものがものすごい苦手。
これは昔から変わっていない。
みんなと違うことをしたい、という気持ちは昔から人一倍強いので、
例えばグループワークをしていても、自分の意見を押したがる。
仕切りたがってしまう。
もちろん自分が全然わからない分野でも強気でいけるわけではないのだが、
結局自分が正しい、と思ってしまっている。
頑固であり、融通がきかないし、自己中心的である。

書いていて、自分がものすごくちっぽけな感じがしてきた。
表向きは協調性があるのだが（あるようにしているつもりだが）、
本質的には全く協調していない。
また、自分がそれを求めていない。
自分が求めなければ、大抵の場合相手からも協調されない。
それが孤独につながるのだろう。
内心ものすごく孤独である。

今書いているのはすべて会社での自分を書いているのだが、
プライベートも然りだ。
もう少し、柔軟な自分がほしい。

そして、今の会社について言えば、
どうしても、これだけ同年代の男性がいない環境は絶望的だ。
他所はいいなぁといつも思ってしまう。
昼食を先輩と食べながら愚痴っていたが、
気軽に飲みに行けるような男の同期や後輩がいたら・・・とないものねだりをしてしまう。
もう退職した先輩（男）が、僕が福岡配属になった際にものすごく喜んでいたらしく、
遊びにつれていってもらったり、飲みを奢ってもらったりよくしていた。
自分も、そろそろそういった後輩が入ってきたらいいなあ〜と思いつつ、
どうせ無理だろうな、という諦めの気持ちがついてまわる。

何で他の会社にいきたいか、本社にいきたいかというのがはっきりした。
やっぱり、男がもっといるところで働きたいのである。
こんな、考えてみればすぐわかりそうなことに、
今まで気づかなかった。

なんかすっきりした。
タイトルが関係なさすぎた。
紫立ちたる雲のほそくたなびきたる。

そんな感じ。