プロフェッショナルを考える(散髪)
2006年6月25日 散髪 コメント (1)忙しくて、追い詰められている時ほど日記を書きたくなる。
テンションがあがっている証拠であろう。
今日は髪を切りにいった。
また前回と同じ人だ。女性だ。
さて関門はいくつもある。無数にあると言っても言いすぎではないくらいだ。
ほら来た、登竜門とも言うべきこの言葉。
「今日はどんな感じにしますか?」
名前を呼ばれるまでシュミレーションしていたオーダ内容がすべて消え去る。
そして今日の切り返しはこれだ。
「・・・この前と同じような感じで・・・」
一回しか切ってもらってなく、しかもこんなたくさんの客がくるこの店で、
一ヶ月前に一度切った客を覚えているものだろうか。しかも15分とか短い時間の付き合いなのに。
一瞬の静寂のあと、女性は言った。
「あ〜・・・ソフトモヒカンでいいですね〜」
・・・出た。同じキーワード。
女性は感覚で俺のことを思い出したかもしれない。
なんかソフトモヒカンっぽい奴がいたかも、と。
そして続ける。
「1ヶ月分くらい切っていいですかぁ〜」
この前一度は、自らが否定していたこの言葉。
それをこの女性が切り出す。まさにS的話法の応酬。
すでにテンションがあがってきていると、
両隣にはオヤジ客2名。
しかも同時に、身を前に乗り出し、頭を変なくぼみのところにはめこみ、
髪を洗われていた。
本能寺の変的なこの奇襲。吹き出さざるを得なかった。
そしてこのブログのことを思い出し、
「散髪」とかいう変なカテゴリを作った自分が散髪の場所にいることが少しツボに入ってくる。
そして例の変な着物の上にある髪を触ろうとすると、
まだ髪を切ってなかったので触るものがなかった。
これには今日一番動揺させられ、唇を噛みしめる原因となった。
しかしこの女王様的美容師様は、素晴らしい。
まさにSとMの関係ができあがり、
いい感じにリードされながら、楽しくカットしていただくことができた。
また、セットの際にムースとワックスを混ぜる、という裏技的なテクニックを教えていただき、
今度やってみようと思った。
ここは1,500円で、男性のカットでも飛び抜けて安いくらいではなかろうか。
しかし店員さんは、ちゃんと美容師だ。
髪の話やセットの話が詳しい。
当然といえば当然だが、プロだなぁ〜と思って、
気持ちよく帰った。
帰り際に行くはドラッグストアー。
いつも客でごった返しているこのお店。
レジに並んでいると、店員が小さな声で、
割引キャンペーン?か何かの案内をしていた。前の客に。
前の客も、何を言っているか理解していないようだったが、とりあえずうなづいて帰っていった。
待っている間に隣のレジの店員は、客に対して何か化粧品の提案をしていた。
客は少し興味をもっていたようだ。
あぁ、同じ店でも、営業力がある店員とない店員がいるなぁと思った。
そして私もレジを済ませる。
栄養ドリンク10本を買ったのだが、
ここでいつものセリフを言われる。
「同じ10本で、3倍効くものがあるんですけど??」
「あっこれでいいです。」
「はい」
俺がリポビタンDを買おうとすると、いつもこう言われる。
これはこの店の決まりだろう。
売りたい商品があって、それに誘導しようとしている。
前この提案にのって、一度その3倍のやつを買ったことがある。
たしかその3倍になるのは、タウリンだったと思う。
が、結果としてなんかまずい感じがしたので(消費者の意見)、
やっぱりリポビタンDがいいなと思ったのだ。
しかし毎回この店にいくとその勧誘をされる。
別にいいけど、ちょっと切り口を変えたらどうだろう。
キャンペーンして特価にするとか、一度お試しをといって一本無料でつけるとか。
10本をそのまま入れ替えろと言われてもちょっとひくんじゃなかろうか。
まぁ他の会社の企画が考えることだから、余計なお世話だけど。
そしてその店員はやはり小声で俺にキャンペーン?のちらしを渡し、
小さい声でボソボソと喋っていた。とりあえずちらしを受け取れ的なニュアンスだったので、
そのまま受け取った。
まぁ、これじゃ読まないだろう。なんのちらしかもわからんのに。
挙句の果てにこの店員は1,000円札を数えられなかった。
3枚を数えられんて。
ここで、この店員は、少なくともプロではないと感じた。
まぁ本当にバイトかもしれんけど。
よく「〜でない〜なんて必要ない」みたいな表現がある。
ex)点の取れないFWなんていらない。
つまり、
お札も数えられないレジはいらないし、
注射もできない看護士はこわいし、
製品を説明できない営業はこなくていいし、
最新情報のないワイドショーなんて見たくないってことだ。
何が言いたいかというと、
それらがとても上手に出来ることが、「プロ」なんだ。
僕はプロになりたいし、プロになれるよう頑張っているつもりだ。
良くあるエゴだが、
だから、
看護士は注射がうまくあってほしいし、
レジはそつなくこなして欲しいのだ。
みんなが、自分の職を、プロ意識をもってすること。
これが、永遠に揺るがない、社会人としての何か(!)だと思う。
このように最後に締められないのが、ブログのプロではない私である。
P.S)ちなみにサッカー日本代表だと、柳沢は間違いなくプロである。
少なくとも日本人で6本の指(1本多いけど)に入るFWである。
日本ではベストイレブンにも選ばれたことがある、プロである。
何でワールドカップで振るわなかったのか、というと、
彼が世界クラスでのプロでは無かったといことだ。
わかりきっていることだが、サッカーに関しては、日本のプロへの道のりはまだまだ険しい。
テンションがあがっている証拠であろう。
今日は髪を切りにいった。
また前回と同じ人だ。女性だ。
さて関門はいくつもある。無数にあると言っても言いすぎではないくらいだ。
ほら来た、登竜門とも言うべきこの言葉。
「今日はどんな感じにしますか?」
名前を呼ばれるまでシュミレーションしていたオーダ内容がすべて消え去る。
そして今日の切り返しはこれだ。
「・・・この前と同じような感じで・・・」
一回しか切ってもらってなく、しかもこんなたくさんの客がくるこの店で、
一ヶ月前に一度切った客を覚えているものだろうか。しかも15分とか短い時間の付き合いなのに。
一瞬の静寂のあと、女性は言った。
「あ〜・・・ソフトモヒカンでいいですね〜」
・・・出た。同じキーワード。
女性は感覚で俺のことを思い出したかもしれない。
なんかソフトモヒカンっぽい奴がいたかも、と。
そして続ける。
「1ヶ月分くらい切っていいですかぁ〜」
この前一度は、自らが否定していたこの言葉。
それをこの女性が切り出す。まさにS的話法の応酬。
すでにテンションがあがってきていると、
両隣にはオヤジ客2名。
しかも同時に、身を前に乗り出し、頭を変なくぼみのところにはめこみ、
髪を洗われていた。
本能寺の変的なこの奇襲。吹き出さざるを得なかった。
そしてこのブログのことを思い出し、
「散髪」とかいう変なカテゴリを作った自分が散髪の場所にいることが少しツボに入ってくる。
そして例の変な着物の上にある髪を触ろうとすると、
まだ髪を切ってなかったので触るものがなかった。
これには今日一番動揺させられ、唇を噛みしめる原因となった。
しかしこの女王様的美容師様は、素晴らしい。
まさにSとMの関係ができあがり、
いい感じにリードされながら、楽しくカットしていただくことができた。
また、セットの際にムースとワックスを混ぜる、という裏技的なテクニックを教えていただき、
今度やってみようと思った。
ここは1,500円で、男性のカットでも飛び抜けて安いくらいではなかろうか。
しかし店員さんは、ちゃんと美容師だ。
髪の話やセットの話が詳しい。
当然といえば当然だが、プロだなぁ〜と思って、
気持ちよく帰った。
帰り際に行くはドラッグストアー。
いつも客でごった返しているこのお店。
レジに並んでいると、店員が小さな声で、
割引キャンペーン?か何かの案内をしていた。前の客に。
前の客も、何を言っているか理解していないようだったが、とりあえずうなづいて帰っていった。
待っている間に隣のレジの店員は、客に対して何か化粧品の提案をしていた。
客は少し興味をもっていたようだ。
あぁ、同じ店でも、営業力がある店員とない店員がいるなぁと思った。
そして私もレジを済ませる。
栄養ドリンク10本を買ったのだが、
ここでいつものセリフを言われる。
「同じ10本で、3倍効くものがあるんですけど??」
「あっこれでいいです。」
「はい」
俺がリポビタンDを買おうとすると、いつもこう言われる。
これはこの店の決まりだろう。
売りたい商品があって、それに誘導しようとしている。
前この提案にのって、一度その3倍のやつを買ったことがある。
たしかその3倍になるのは、タウリンだったと思う。
が、結果としてなんかまずい感じがしたので(消費者の意見)、
やっぱりリポビタンDがいいなと思ったのだ。
しかし毎回この店にいくとその勧誘をされる。
別にいいけど、ちょっと切り口を変えたらどうだろう。
キャンペーンして特価にするとか、一度お試しをといって一本無料でつけるとか。
10本をそのまま入れ替えろと言われてもちょっとひくんじゃなかろうか。
まぁ他の会社の企画が考えることだから、余計なお世話だけど。
そしてその店員はやはり小声で俺にキャンペーン?のちらしを渡し、
小さい声でボソボソと喋っていた。とりあえずちらしを受け取れ的なニュアンスだったので、
そのまま受け取った。
まぁ、これじゃ読まないだろう。なんのちらしかもわからんのに。
挙句の果てにこの店員は1,000円札を数えられなかった。
3枚を数えられんて。
ここで、この店員は、少なくともプロではないと感じた。
まぁ本当にバイトかもしれんけど。
よく「〜でない〜なんて必要ない」みたいな表現がある。
ex)点の取れないFWなんていらない。
つまり、
お札も数えられないレジはいらないし、
注射もできない看護士はこわいし、
製品を説明できない営業はこなくていいし、
最新情報のないワイドショーなんて見たくないってことだ。
何が言いたいかというと、
それらがとても上手に出来ることが、「プロ」なんだ。
僕はプロになりたいし、プロになれるよう頑張っているつもりだ。
良くあるエゴだが、
だから、
看護士は注射がうまくあってほしいし、
レジはそつなくこなして欲しいのだ。
みんなが、自分の職を、プロ意識をもってすること。
これが、永遠に揺るがない、社会人としての何か(!)だと思う。
このように最後に締められないのが、ブログのプロではない私である。
P.S)ちなみにサッカー日本代表だと、柳沢は間違いなくプロである。
少なくとも日本人で6本の指(1本多いけど)に入るFWである。
日本ではベストイレブンにも選ばれたことがある、プロである。
何でワールドカップで振るわなかったのか、というと、
彼が世界クラスでのプロでは無かったといことだ。
わかりきっていることだが、サッカーに関しては、日本のプロへの道のりはまだまだ険しい。
コメント
只今日曜日26:17、終わってない仕事まさに有り。
ちょっと休憩で、
レスしたりブログ書いたりしてみますw
散髪の話相変わらずウケル!w
ある種最強のカテゴリーだね。
斬新なカテゴリーでもある。
仕事にプロ意識、
本当に大事なことだと思います。
変に開き直ったら終いだ!
自分に言い聞かせてる面もある私w
明日は月曜だぎゃー